kinSKinコラム.08〈10月の振り返り〉

とても久しぶりの更新となったkinSkinコラムです。

気がつけば いつの間にか11月になっていて自分自身とても驚いています。
10月はどんな月でしたか?


私の10月は 変化することが怖いと感じる月でした。
ある一定の時期から 怖いものなんか何もなくてとにかく20代はできる限り色んな経験をして
自分の直観を信じて 感じるままに生きたいと考えていました。
実際その通りに生きてこられて 変化することにも楽しみを見出すことができていた。
それなのに27歳を目前にして今までの経験から得た知識とか自分なりの考えとか そんな根性論では乗り越えられないような
自分が今やらないといけない事とやってみたかったことの両立がうまくできないもどかしさでいっぱいの一カ月だったな。

昔と今の自分を比べるように振り返ったのは 友人との再会があったからかもしれない。
学生時代によく一緒に時間を共にした友人と久しぶりに会う機会があって あの時は何も怖いものなんかなくて
自分が世界の中心で物事が回ってると本気で思ってたよね なんてそんな思い出話で温かい時間に包まれました。
今よりも昔の方が 根拠のない自信で溢れていて 何でもできる気がした。
今はそんな風に思う前に まだ起こりもしていない先の事を想像をしたり 想定できるリスクを考えたりと いらない想像だけが豊かになってゆく。
でも昔みたいに自身満々な私も 今の変化を怖がる臆病な私も どちらも きっと本当の私なんだろうな。
あらゆることが変わって 大人になったなと感じることが多々あるけれど 大人になったんじゃなくてただ器用になってしまっただけで
当たり障りのないように誰かの正解を当てることばかりが年々上達していくがしている。


月日が経てば経つほど 考えや神経は凝り固まっていって ずっと同じところや同じものと一緒に過ごしてると
私もきっと変わることを怖がって 経験や今までの知識に身を預けて寄りかかってしまうと思うから
これからの私もこれまでと変わらず環境や場所と共にずっとずっと変化していく しゃんと背筋が伸びた私でいたいのです。

もっと自分が器用に生きれたら 人に助けを求めることができたら もう少し状況は変わってたかもしれないなと
客観的にみて自分の課題点が見つかる一カ月でした。
11月は少しでも今の状況を変えることができるようにできる限りの努力をしたいと思っています。